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□■ 古賀 誠 メッセージ
■  2009年08月16日号
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「故郷の夢」

故郷のインフラ整備は、皆様方のご理解とご協力のおかげで、着々と進めていくことが出来ました。

しかし、インフラ整備は手段であって、その先には大きな目的があります。

みやま柳川インターチェンジを起点に、有明海沿岸道路を国道443号線で結び、更にはこの有明海沿岸道路から三池港、しいては佐賀空港につなげる事が出来れば、この地域は様変わりするでしょう。

これに大牟田と船小屋には新幹線の駅があり、陸と海と空といったインフラが整います。

大事なことは、このインフラをどう活かしていくかという事です。

政治は、今直面する解決しなければならない課題に取り組み、必要な施策を行うことは政治家として当然のことであります。

しかし、中長期的な視点で30年先、50年先といった未来にこの国、わが故郷がどうあるべきなのか、という事を考えて、今これをスタートさせておくことも必要なのです。

今、若い人が故郷を後にせざるを得ない状況の中で、人口減少が進み、周辺の町まで含めて経済も町の活力もなくなってきたのが現実です。これをどう解決していくのかが政治課題です。

港、インター、空港、道路のインフラ整備は人流だけでなく、物流の玄関とも必ずなります。

このインフラ整備がされた故郷の地域には企業が進出してきます。こういった環境をつくることこそが大事なのです。結果として、雇用の場がなくなった故郷に、雇用が創出されます。

故郷は、素晴らしい海産物、農産物が豊かな地域です。

この地域で額に汗して働いている次の後継者に、夢や希望を持って頑張ってもらいたいと思います。そのためには、本当の意味での「攻めの農業・漁業」を実現しうる環境を整えることです。

佐賀空港こそ国際空港として24時間空港目指すべき環境にあると思います。

ここを基点に、香港や上海、台湾、といった国の人達にわが故郷の農産物・海産物を届けられる事にも繋がるのです。

全ての農産物、海産物が夢を持つことが出来るのです。これが政治だと思うのです。

政権交代もチェンジも掛け声は良いが、それも手段でしかないと考えます。その先にある目的は何なのか、どういう町づくりを将来に向けてやっていくのか、これが示されなければ政治ではありません。

だから、何を言われようともやり遂げなければならない事は、哲学と信念を持って成し遂げます。


2009年08月16日 古賀 誠

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